「石狩鍋」は、生鮭のあらを使い、味噌仕立てでキャベツなどの西洋野菜、豆腐などを入れた北海道を代表する鍋料理です。もとは「だいなべ」と呼ばれる漁師が作業の合間に食べる料理だったと言われています。冷凍技術が未発達の時代に生鮭のあらを使った料理が生まれたのは、鮭漁が盛んな石狩ならではです。また具材に用いられるキャベツなどは明治以降に栽培が広がったもので、北海道の開拓の歴史を反映しています。「石狩鍋」の命名は意外に遅く戦後のことで、石狩の鮭地引き網漁を見るために訪れた観光客に「石狩鍋」と名付けて提供したことに始まります。石狩町によるさけまつりキャンペーンで盛んに宣伝したほか、札幌の料理店で「北海道名物」として取り上げられたこともあり、急速に広まりました。北海道では、家庭ごとに具材やダシのとり方に多くのバリエーションがあり親しまれています。
令和6年3月に文化庁が実施している、食文化機運醸成事業「100年フード」において、「未来の100年フード部門 目指せ、100年!」で、北海道を代表する郷土料理「石狩鍋」が認定され、さらに有識者からの評価が特に高かったとして、有識者特別賞を受賞しております。
令和5年度は60件の応募があり、認定基準を満たした50件が追加認定を受け、有識者からの評価が特に高かった5件が有識者特別賞を受賞しております。
平成19年度から、市内で石狩鍋を提供する飲食店を倍増させる「石狩鍋復活プロジェクト」がスタート。
同年10月に寿司店や居酒屋などから構成する「あき味の会」という団体が結成され、現在は「いしかり地産地消の店」
における「石狩鍋部会」として石狩鍋の普及PR活動を行っています。
●石狩鍋記念日[9月15日]
市内飲食店の店主らで組織する石狩鍋PR団体「あき味の会」は、本場石狩鍋の更なる普及を図るため、日本記念日協会に9月15日(食いごろ・食いに行こう)を「石狩鍋記念日」として登録申請し、平成20年7月に正式に認定されました。
●石狩さけまつり[9月下旬]への協力(千人鍋の調理・販売)
●食育事業の推進・石狩鍋教室等
●ニッポン全国鍋グランプリ2018・ニッポン全国鍋グランプリ2018【6位 優秀賞】受賞
●文化庁「食文化機運醸成事業 100年フード」認定
令和6年3月に文化庁が実施している、食文化機運醸成事業「100年フード」において、「未来の100年フード部門 目指せ、100年!」で、北海道を代表する郷土料理「石狩鍋」が認定され、さらに有識者からの評価が特に高かったとして、有識者特別賞を受賞しました。